新型コロナやロシアウクライナ戦争もあり、エネルギーや物の価格が値上がりしています。
値上げラッシュという言い方は、あまりいい表現ではないかもしれませんが今まで値上げしたくても出来なかった。また原材料のコストアップにもう限界というところもあるでしょう。これは仕方ないことですが給料が上がらない状況での値上げは消費者には相当きついでしょう。
自分の場合は仕事が農業ということもあり、直接販売している以外の市場流通の野菜は価格転嫁ができないのです。この相場というある意味ギャンブルなこの制度、ほんとになんとかならないのかな。
漁業も林業もそうなんだろうね。これが普通の市場原理になると経営センスのない人たちは退場となるのだろうけど。
JAについてはある意味どうにもならない、もう30年も前から変わらないし市場流通の決済システムは手数料を保険と考えても捨てがたいものがあるとは思います。
ただ世間と農業界のギャップがあまりも大きいので、どこかで歪が正常に戻るのであればものすごいパラダイムがこの第一次産業には起こるんじゃないかな。農家の高齢化がもう限界で農業Xデーが業界で囁かれる中、米農家は全国的に離農が増えていると聞いてます。野菜関係も西日本のほうから離農、廃業が増えてくると業界では噂されています。
食料安保を考えてももっと真剣に議論されるべきだと思います。
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